ウイルス対策

GoogleがLinux上でのPhotoshop動作に資金提供 | スラド LinuxPhotoshopを, つっても記事読めば分かるけど Wine で動かすって話。OS/2でゆーところの Odin って感じカナ。
そーいえば Moving on from Picasaもそう。ずいぶん前の記事だけど「GoogleがLinux用Picasaを100以上のWineパッチと共にリリース | OSDN Magazine
試しに動かしてみたことあるけど, それなりに動いてた。

ウインドーズのアプリが存在する時に Wineを使うのは一つの手だと思う。例えば Flash Playerの動きを見ているとウインドーズ以外のプラットフォームでの出来が悪い (らしい) … 重いとか固まるとか。しかもライブラリーが古いために他のソフト -- 漢字変換部分とか -- との相性がよくなくて, そのためにシステムを巻き込んでトラブったりとか。
ソレを考えると (ネイティブじゃなくても大丈夫なら) Wineの機能(能力)を高めることで進んでく一歩もあるのカナ。なんちゃって。


だけどそーゆーアプリが増えていくにしたがって別の面も現れたりしないか少し心配になったり ならなかったり …。
例えばウイルス。
平和な島に黒船が押し寄せてきて色んなものが入ってきたりするけれど, それと同時に疫病が … みたいな。

ここに新たなスクリプト言語「トプリクス」を作成したとする。
そのトプリクスでシステムを破壊するようなものが作成されてたとしても, 既存のウイルスチェックには引っかからないかもしれない。ウイルス除去ソフトはそのような存在をまだ知らないカモだから。

だとしたら, ウインドーズ上のウイルスマクロ (とその実行環境) が Linux上の Wineで動かせるようになった時に, Linuxのウイルス除去ソフトは ?
そんな時にはウインドーズのウイルス除去ソフトまでをも Wineで動かさなければならないんだろうか …
それとも Wineが (おかしな動きをするソフトの) 動作を監視し悪影響を及ぼしそうであれば停止させたりするんだろうか …
どんな対処しなければならないか, とか Wineの動きとか, 非常事態に備えていかないとダメな時期に突入しつつあるのかも。だはー。