働きアリの約2割は働かない, という。

アリと 一部のハチは, 社会性昆虫とか呼ばれてたりする。ハチが進化するときに, より確実な社会性を手に入れ, すると(?)羽が必要でなくなった, ・・・ のかも知れない。他の昆虫でも, たとえばシロアリなんかも社会性昆虫らしい。

人間も社会性生物ではあるけれど, でもその社会性には違いがあったりする。つーか, ほ乳類で 社会性昆虫と同等の社会を築いているのは, ネズミだか何かの種類らしい。土の中に潜っていて, んで目も見えないのだとか。もしかして調べたらその名前とか分かるかも。

「どこにでも怠けものは居る」・・・ 一心不乱に働いている様に見えるアリでもそうなのか, と 結論付けるのには早過ぎるかも。てゆーのも, 社会性昆虫の「社会性」は, ひとつの集団で 一個体, みたいな意味だから。つまり, それら固体は (たとえば人間でゆーところの)身体の各器官(の一部)に相当したりする。その多様性を調べるのなら軍隊アリなんかがよいかも知れない。素人考えかもだけど。 逆に, 人の身体の各器官の連係や, それから脳の働きを調べるのには, 社会性昆虫を調べるのが早そうな気がする。

個々のアリを調べてみても, 大した能力(知能とか)がある訳でもなく, たとえばアリが共同で物を運搬する能力にしたって, ごく単純なルールがあるに過ぎなかったりする。エサらしきものにぶつかったらソレをつかんで運ぶ, 途中で何かにぶつかったら離す。そんな感じのルールだったはず。全体を見ると, ちゃんとバケツリレーが実現できてたりするのだ。 ロボットを用いた実験でもソレを試すことができたはず。

このルールの発見には, 「バケツリレーを行うほどの知能が, 一匹のアリにあるとは思えない」 ところから, その行動をずっと監視してきたことによるもの。だったはず。
「働かない約2割のアリ」も, 何らかの超自然的なルールがある様に思える。